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ヴォーカリストは1日に何リットル水を飲めばいい!?

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こんにちは!VT Artist Development桜田ヒロキです!

今日はヴォーカリスト、歌手にとっての水分の重要性、そしてどのくらい水分を撮るべきなのかをお話してみようと思います。

人間が生命を維持する上で水分は最も重要な物である事はみなさんご存じの通りです。
身体を作っている成分の65%が水である事からもそれは言える事だと思います。

脱水状態は人間の身体の最も苦手な環境

食料を体に入れなくても2〜3週間は生きられますが、水分を採らなければ4〜5日で人間は死んでしまうそうです。
恐らく夏場や気温の高い環境ではもっと早く限界が来てしまうのでしょうね。

あるスポーツトレーナーは「人間の身体はあらゆる環境に適用出来るように作られている。代表的な例では気圧の高低にも順応出来るし、酸素の濃度にもある程度順応出来る。
栄養の不足している状態でもかなり順応出来る。ただ脱水状態は唯一と言っていいくらい人間の体が順応出来ない状態なんだよ」と言っていました。

最低ラインとなる水の摂取量

では最もベースラインとなる水分量はどのくらいなのでしょうか?

30~40ml × 体重(kg)=基準値

そうすると体重が50kg程度の女性の場合、最低ラインが1.5リットル〜2リットル程度。
70kgの男性の場合、2.1リットル〜2.8リットル程度になります。

この最低ラインと言うのは、生活のスタイルがアクティブであったりあなたのようにシンガー、ヴォーカリストであると言う事は前提としていません。
ですので、比較的、体を動かすようなライブスタイルであり、且つシンガーである場合は、この最低ラインよりもかなり多く水分を採らなくてはいけません。

特に女性に意外とこの最低ラインにも達していない方が多いようです。
シンガーのあなた!注意してくださいねー!

摂取するのは、お茶・コーヒーではダメです

VT Artist Developmentのボイストレーナー達は結構みんな無類のコーヒー好き、そしてRed Bull好き(笑)が多いのですが、これらのカフェインを含む飲み物はカウントから除外しましょう。
カフェインは利尿作用を促し、かえって体の水分を外に出してしまいます。
・・・ま、気を付けましょう。特にVTのボイストレーナー達・・・。

あ、ちなみにカフェインは集中力を高めると言う効果はありますので、水分とカフェインの摂取バランス、タイミングを上手に把握すれば、パフォーマンスやボイストレーニング、歌の練習の質を向上させてくれるかもしれませんね!

まとめに

・水分の摂取量は、30~40ml × 体重(kg)=基準値
これを基準に自分のライフスタイルに合わせて増やすなど調整してみましょう。

・カフェインを含む飲み物は利尿作用があるので、上記の摂取量にカウントしちゃダメです。

・ただし、カフェインには集中力を高める効果もあるので、水との組み合わせでボイストレーニングやパフォーマンス時にとっても良い見方になりそう!

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ぜひご利用くださいませ!

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解説しているインストラクター

桜田ヒロキ
桜田ヒロキ
セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター

アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。

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