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声種の判別の重要性 ボイストレーナー育成講座より

こんにちは!VTボイストレーナーの三浦優子です。
先月から始まっているVT初のボイストレーナー育成&認定講座【VT-RV】は桜田ヒロキインストラクターによるボイストレーニングのセクションに突入しました!

今回は「歌声における発声の評価法」です。
ここからはより実践に近い内容になります!!
さっそく、実際に男性と女性の声を聴いて気が付いたことを書いていき、現状を確認しました。
ここからは「ここを聴けばいい」「ここの音域を聴けばいい」と明確になるポイントを学んでいきます。

声種とは何?

まずは声種についてです。
2人の男性の声を聴いて、「どちらが軽やかで明るいか」「重量感のある豊かな声か」を聴き分けてみました。
同じ性別であっても違いがあり、両者のできることも違ってくるという予想ができることがわかりました。
クラシックほど厳密に声種を分ける必要はありませんが、私たちが知っておくべき低音声種・高音声種を確認しました。

ただ厳密に分けるのは難しく、年齢や発声技術の発達と共に見えてくることが多いです。
特にまだ声が安定していない年齢である学生さんや、低音声種の発達には時間がかかります。
トレーニングを通してだんだん発達して見えてくるものなので、高い声種なのか低い声種なのかと、なんとなくマインドの中にあるのはいいですが直ちに決める必要はありません。

声種を誤ってボイストレーニングをしてしまう危険性

低音声種を高音声種と間違えてしまうと、声のサイズを不適切に小さく扱うことになったり、ライトチェストや過度なハイラリンクスで歌ってしまうことがあります。
また高音声種を低音声種と間違えてしまうと、過度なプレス発声になってしまったり、過度に喉頭を下げる癖がついてしまうことがあります。
トレーニングをすることで体は覚えていきます。
なので見誤ったことを続けてしまうと過緊張発声を招くこともあるので気を付けなければいけません。
話し声から声の声種を予想することもできるので、実際に受講生の声を聴いて、この方はどれくらい声が高いのか、低いのかなどを確認しました。

ボイストレーニングのメソッドによって考える声種が変わる?

声種というのは歌声において重要なことですが、メソッドによって声種についての考え方が異なります。
桜田インストラクターが長年携わっていたSpeech Level Singing (SLS)では「歌手の多くは高音声種である」と言われているのに対し、他のメソッドの一部では「多くの歌手は低音声種である」と言われているそうです。

SLSのMIX理論ではチェストボイスとヘッドボイスを混ぜながら上がったり下がったりできるという考え方をします。
それに対して、Falsetto&Full Voice 理論では地声と裏声は相関性はあるが別物であるという考え方をします。
MIX理論では地声っぽく上がったり下がったりできるため、音域を稼ぐことに向いていますが、地声の豊かさを作るのはFalsetto&Full Voice 理論の方が向いています。
このようにメリット・デメリットがあるため両方を取り入れることが大切です。
桜田インストラクターのレッスンでは両方を取り入れながら声の豊かさを担保しつつ音域を広げるトレーニング構成となっています。

声の評価方法の1つ 5tone AH

これらを含めて、ここからは実際のレッスンで使うアセスメントツールについて学んでいきました。
ボイスチェックをする時に活用するツールの一つに「5tone AH」というものがあります。
これは多くの声にとって高難易度に近いエクササイズなので、4ボイスタイプの切り分けにもとても便利です。
なぜ「5tone AH」をなのかということも解説していただきました。

ここで音響学で学んだことが活かされます!
同じ人に同じスケールを「AH」と「Mam」で歌ってもらった時の違いを波形で確認しました。
「AH」の波形をみると音量にムラがあるのがわかりました。
「Mam」の波形では音量が揃っていました。
これは「M」を添えることで抑制されるため、あ母音が暴れずコントロールできているからです。
このようにアセスメントではどのように失敗しているかをみたいので、「AH」を使います。

左側が「あ」で母音だけで発声。 右側が「ま」で発声
ちょうどここまでがこの日の講義の半分になります。
この後、4ボイスタイプについてや声帯についてなど色々と学びましたが、ここに書くとものすごーく長いレポートになってしまうので・・・(笑)
後半の講義のレポートはまた次回にします!!

ボイストレーナー資格認定講座VT-RVのページはこちら

VTチームの資格講座の音響学のクラスの様子はこちら
VTチームの資格講座の音声学のクラスの様子はこちら
VTチームの資格講座の歌唱音声学のクラスの様子はこちら

解説しているインストラクター

三浦優子
三浦優子
大阪音楽大学短期大学部ミュージカルコース卒業
宝塚音楽学校附属宝塚コドモアテネ卒業
幼少の頃からクラシックバレエを習い、毎年行われる発表会やその他数々の公演、業界最大手の舞浜大手テーマパークのショーやパレードに出演。
ダンスパフォーマンスにおいては特に活躍を遂げ、忙しい日々を送ると同時にボイストレーニングを続けるが、自分の悩みを解決できる先生となかなか出会えず「これで上達できるのか?」と不安を感じ、次第に歌を諦めてしまう。
そんな中、発声を科学的に捉え、的確なトレーニングを行えるVTチームの存在を友人から聞き、VTチームのレッスンを受講。
ハリウッド式ボイストレーニングに感銘を受ける。
現在は自身の「踊りながら歌う難しさ」を克服した経験を活かし
「ダンサーとしてミュージカルの舞台に立ちたい」
「ミュージカルに出演しているが、シンガーの枠に入りたい」
という方々を中心としたサポートに向け、勢力的にトレーニングを行っている。
全米ヨガアライアンスRYT200を取得し、ヨガインストラクターとしても活躍中。
クライアント一人ひとりに合った姿勢矯正を行うことにより、発声の改善、呼吸の改善、ダンスの改善を行い、クライアント様から高い評価を得ている。

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柔軟性&俊敏性向上ボイストレーニング

今回は僕が日頃行っているようなトレーニングをあげています。
レンジはそこまで広くはありませんが、まあまあ難しいと思うのでぜひトライしてみてください。
僕は元々の癖がPull chestなので、以前アップしたPull chest系の動画を使い15分程ウォーミングアップ代わりとして行ったあと、30分〜40分ほど自分の問題に取り組んだトレーニングを行っています。

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