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桜田ヒロキ2024年11月30日 9:19 pm

【ボイストレーナー向けの内容です。】
ライトチェストと言って「地声が力強く出せない」「低音で著しくパワーが落ちてしまう」と言う声の生徒さんの解決方法。

彼女たち(多くの場合で女性に多いです)は特に高音〜低音域に向かっての下降のフレーズでスカスカな声になってしまいます。
ライトチェストの方は、そもそも低音での歌い方が苦手ですので、中音〜高音から下降するフレーズの場合、声を高音モードにセットするため、そのまま低音モードにする事なく下降してきてしまうのです。

ここでの例は中音域〜低音域に降りてくる「雪の華」を例題にしていますが、このような悪いお手本例になってしまう方は非常に多いです。

この場合、ボイストレーニングでしっかりと低音モードを活性化した上で楽曲練習に入ると感覚をつかみやすいと思います。
低音モードを確認したら、生徒さんには「必ずその低音モードに降りてきてね」と伝え、息漏れしたり、著しく音量が落ちた場合、声の張りがなくなった場合はNGをつけて再挑戦してもらいます。

キャッチボールをしっかり行いながらトレーニングをしてあげる事が大切だと思います。

参考にしてみてくださいね!

桜田ヒロキ2024年11月29日 3:47 pm

【喉頭の位置、舌の位置によって音色をコントロール出来ます】 BEFOREの例は喉頭を上げ、舌を前に持ってきた時の声色です。
比較的、アイドル歌唱のようなイメージになると思います。
キュートな音色にする場合は良い戦略ですね。

AFTERの方は喉頭を下げ、舌はBEFOREと比べるとやや奥に向かいます。(ほんの少しだけです!)
喉頭を下げるために、ここでは「GOW」と言う言葉を使いましたが、お母音を発音しながら喉を触ると若干下がるのが分かると思います。
また破裂音系の子音も喉頭を下げるアシストになりますので、この言葉(?)を選んでいます。

やるべき手順はこんな感じ。

①GOWでしばらく練習する。メロディラインをGOWで歌ってしまっても良いです。この時にかるくあくびをする感覚を足せば喉は下がりやすくなります。声色が太くなるイメージです。

②声色が太くなったら、歌詞にもどしてGOWの時と同じ音色で歌って見ましょう。 ちょっと本格派の歌手の音色を体験出来ると思います!

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