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海外と日本でのオーディションの違い【ミュージカル歌唱編】

こんにちは!米Institute for Vocal Advancement公認ボイストレーナー、パフォーマンス・ディレクターの武富ゆきです。

なかなか私のスタジオはワールドワイドでありまして。
ここから留学する子や、留学から帰ってきた子、等・・・
今やトランプ政権になりましたしね・・・

いろいろな子達がいます。
そんな中よく相談されるのが

日本と海外のオーディションの違い

何をもって合格となるか

という話。

歌のオーディションの場合一番違うのが歌の音源を提出するか否か。

海外のオーディションの場合は音源提出はしません。

基本的に32小節にカットした自分の歌いたい曲を
当日持っていって弾いてその場で歌います。つまりはほぼ自由曲。

この下の動画の1:57あたりから海外のオーディションみたいな感じかな?
(ちょっと綺麗すぎだがw)

なのでオーディションを受けたい、
受けているアクターさん達は大量な楽譜を持ち歩いています
(これpdfとかにしてipadに入れたりとかはダメなの?
そこらへん教えて!留学してる生徒ちゃんたち!)

とりあえずNYの先生に言われたのは今でいう

popミュージカル、
legit styleミュージカル(古き良き時代のミュージカル)、
カントリー調のミュージカルナンバー、
コミカルなミュージカルナンバー、
あとは自分の十八番を歌える様に準備しておけと。

もちろんpopミュージカルの中でも何曲か取りそろえていなきゃいけないので、
膨大な曲数を歌える様にしとかなきゃいけないわけです。
しかもそれを32小節にカットされたもの
(伴奏譜もちゃんとチェックして綺麗に合ってるかどうか)
を用意しなきゃいけません。私それだけでもうお手上げw

以前某海外のオーディションのスコアの作成をお手伝いした事がありましたけど、
もうそれはそれは私なんかの脳力では頭がぱーん!となりました。

でもそれだけ音楽とオーディションに向き合い、いい事なのかもしれませんよね。

日本は基本的に1分以内の音源を用意して
書類(レジュメ)と共に提出するスタイルが多いです。
それかレジュメだけ提出して二次審査より課題曲が送られてくるパターン。

これは海外、日本でも同じですが、

例えば受ける作品がレミゼラブルだとしたら、
レミゼラブルの曲で受験するのは避けてください。
むしろミスサイゴンも。

これは暗黙のルールみたいなもの。

レミゼラブルを受験するのであれば、
同時期に上演されていたミュージカルの作品の中から選曲したりするのが好ましいです。

日本の場合は必ずしもミュージカルの曲でなくてもいいです。

これ海外の先生に言っても驚かれます。

個性を尊重してくれたりするので
(例え歌が下手でm・・・)
自分自身が気持ち良く歌える曲、相当好きな曲、等。
ミュージカルナンバーより気持ちがアガる歌があるならばそれを選曲するのもアリです^^

海外でオーディション頑張っている子も、
帰ってきて日本でオーディションをしようとしている子も、
全然オーディションの仕方が違うので驚いている様です。
私も最初聞いた時は驚きました!けど話聞いてると面白かった。

ネタとして海外のオーディションってどうなんだろう!?

と聞いてみたい方は聞いてみてね♪
わかる範囲でお伝えします。

最後にオーディションであろう今やダンディなChariceちゃんの動画でさよなら!

いくつだよこの時・・・かっこいいなぁ・・・

”武富ゆきボーカル&アクターズスタジオ”はコチラからどうぞ!

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