CASE8
音を下から当てていく「しゃくり」は多くの方が自然に使っているのですが、
フォールはそもそも聴き取ることが難しく、再現できていない人が非常に多い歌唱技術です。
そしてこのフォールこそが、近年のポップス界で主流になりつつある「「さりげなく歌っていても表情のある歌唱」の必須項目になります。
しゃくり上げ、もしくは音量による抑揚などは用法用量を誤ると大げさな表現になってしまいますが、
フォールはどのタイミングでも自然かつ心地いいニュアンスをもたらしてくれます。
ポピュラーミュージックにおいてはほとんどの場合一音幅で使われるのがポイントで、
「ド~シ」「ファ~ミ」という移動が聞かれることはまずありません。
デモをよく聴いていただき、音の動きを完全に真似できるよう練習してみてくださいませ!
鼻声になるとあまり「良い声、美しい声」と認識されない事が多く、改善したいと言う方が多くスタジオにいらっしゃいます。
この動画では鼻声がどのようなメカニズムで起こっているのか徹底解説します。
今回は、「地声が出しにくい。」「どうしても裏声歌いになってしまう。」と言うお悩みを解決するためのプログラムを公開します。
地声の発声では声帯が分厚く合わさる必要があり、その時に重要とされているのが、甲状披裂筋(TA)とされています。
このボイトレメニューでは甲状披裂筋をしっかりとアクティブにしつつ、他筋肉群との関連性を成立させるようにしています。