ある日突然、声(高音)が出なくなる!? 原因編 | VT Artist Development

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ある日突然、声(高音)が出なくなる!? 原因編

この記事をざっくり言うと。

突然、何かをきっかけに高い音域が出なくなるケースがある
耳鼻科で咽頭、喉頭を診察してもらうが「異常なし」と診断
以前、楽に歌っていた音域も全くでない
高音に「天井」が出来てしまったように届かなくなる
そんな際のアプローチ方法を紹介します

突然、高い声が出ない!

ある日突然声が詰まったようになってしまい、高音が出なくなってしまうと言うケースに悩みスタジオに来られるクライアント様が年に数名いらっしゃいます。

特に声帯結節やポリープ、声帯炎と言う異常ではなく、お医者様には「あなたの機能的な音域の問題」と指摘をされ治療をする性質の物ではないと言われてしまい、途方に暮れてしまうと言うケースです。
炎症を起こしているわけではないので処方する薬もない、発声訓練で解決する以外方法はないと言う事です。

このケースは特にプロ・ボイス・ユーザーに多く、共通して言える事はストレス下で歌わなくてはいけないケースが多い様です。

彼らが共通して言うのは、
高い音程から天井が出来てしまったように、首の筋肉が張ってしまう
もしくは、
地声を張ろうとしても、意思とは別にひっくり返ってしまう」です。

※2020年12月6日 加筆
最近、発見したよくみられる症状は、
歌手本人が「発音しよう」とした瞬間から実際の発声が始まるまで、わずかですが時差が生じる事も多いようです。

トレーナー側から見ていると、
呼吸、顔の表情、口の開閉、首周りの力みのタイミングを観察するとそれが起こっている事が分かります。
歌手本人に確認すると
「あ〜確かに。。。」
と言う事があります。

脳からの神経伝達が何かきっかけに誤ってしまう

この症状を桜田ヒロキは「シンガーのイップス」と呼んでおり、何かをきっかけに脳から声帯をコントロールする筋肉ではなく、それ以外の筋肉に力を入れるように伝達してしまっているのではないかと予想します。

これが症状が起こるきっかけはいくつか紹介すると、

無理なレコーディングが続いた
舞台演劇に出演し、大声での発声が続いた
扁桃炎もしくは咽頭炎を煩った
ホルモン剤を服用した
プライベートで過度なストレスを感じる生活にあった

これらをきっかけに間違った発声を繰り返し行ってしまい、
「エラーの発声状態」を脳が覚えてしまっているのではないか?と考えています。

このブログの読者でしたらご存じの通り、声帯は主に
閉じる筋肉(LCA)
引っ張る筋肉 (CT)
縮める筋肉 (TA)

これらの筋肉でコントロールしています。

筋肉の役割について詳しくはこちらの記事をどうぞ。

過緊張発声である事が多い

上記の通り、CT(輪状甲状筋)に脳から指令が出て、音程を取ったり高い声を出したりするわけですが、
その際に誤った筋肉に指令が行ってしまい結果、高い音程が出せなくなるのではないかと思います。

このケースは外喉頭から観察すると首の前側の筋肉(主に胸骨舌骨筋)、首回りの筋肉(胸鎖乳突筋)に過度の緊張が観られます。
胸鎖乳突筋は本来、首を動かす筋肉ですので、ここに過度に力が入った状態で発声すると正直かなり苦しいです・・・。

またこの状態に陥りやすい方の特徴として、
「元々高い音が比較的出せた」タイプの方に多いように感じます。
訓練して積み上げた経験が少ないからこそ、バランスが崩れた時の復旧作業が出来ず混乱してしまうようです。

さて、今日は「ある日突然声(高音)が出なくなってしまう」事についてきっかけや、考えられる原因についてお話しました。
次回は私たちがそれをどの要に解決していくのかお話しようと思います。

発声は1人で悩まないで下さいね。
声の病気が疑われる時は、まずは音声外来のある耳鼻科医へ。
異常がないようでしたら、発声訓練で解消していくのが手順です!

突然、声が出なくなる!解決編はこちらへ!

桜田ヒロキのレッスンについてはこちらをご覧下さい

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