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苦しいけど、この練習って正しいの?

/ シンガーのマインドセット ミックスボイス 声の健康法・アンチエイジング

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こんにちは!VT Artist Development桜田ヒロキです!

人の声の悩みはまちまちで、大声は出せるけど、怒鳴り声でないと歌えない。
そもそも音量が出せないなど色々あります。

今回は声が裏声状態になってしまい、あまり地声的に発声出来ないと言う悩みのあなたに向けて書いてみました。

この記事をざっくりと言うと・・・

声が弱々しくなってしまうのが悩み
もしくは声がひっくり返るのが悩み
「ボイトレのコーチはもっと地声を!」と言う
めちゃくちゃキツいんだけどこれって発声方法間違っていない?

高音域で裏声になっていまうのか?低音もなのか?

それによってエクササイズメニューは微妙に変わってきます。

低音域で地声発声が出来ない方には、低音域のみに的を絞り、地声発声を徹底的に訓練します。

Register Isolation Training(レジスター・アイソレーション・トレーニング)と言われる手法です。

低音域で地声発声は出来るが高音域でひっくり返って裏声状態になってしまう方には地声〜裏声の発声状態をスムーズに行き来する事を目指した訓練を行います。

Register Mix Training(レジスター・ミックス・トレーニング)と言われる手法です。

共通点はどちらもキツいです

低音にせよ高音にせよ、今まで地声発声と言う声帯の張りを使ってこなかった人に「地声を使え!」という訓練は正直、かなり大変です。
これをやって来なかった方は発声すると汗ばむ人もいるくらいです。

声帯に対して今まで使った事のない緊張(張り)を加えるからです。

声が一時的にかすれる事もあります

この訓練をすると一時的に声のかすれを感じる事もあります。
声帯が摩擦に対して慣れていない、もしくは今までと異なる声帯の使い方をしているので、トレーニングの直後に左右の声帯が微妙に違う振動をしてしまうのではないかと思われます。

VTのクライアント様へ
かすれは通常30分〜1時間程度で治りますが、翌日までかすれ声が残るようであればインストラクターに相談して下さい。

VTのクライアント様でない場合
かすれは通常30分〜1時間程度で治りますが、翌日までかすれ声が残るようであれば、
エクササイズのメニュー、もしくはやり方が間違えている可能性が高いので、その練習方法は中止した方が良いかもしれません。

発声練習ってリラックスするものじゃないの!?

”発声はリラックス”と言うのは必ずしも正解ではありません。

究極的にリラックスをすれば全ての声を裏声状態で出す事になってしまいますよね?
もしあなたのゴールが地声で力強い声で低音〜高音まで出したいのであれば完全なリラックスはありません。

基本的には「地声状態を守ったまま、過度に筋力を使わなくても発声できる状態」を作らなくてはいけません。

ステップを踏みましょう

STEP1 地声状態をしっかり出せるようにする。

基本的にはボイストレーナーの指導の下で行われるべきです。
裏声発声しかしてこなかった歌手が我流で地声を入れようとすると高い確率で怒鳴り声になり、結構危険です。

STEP 2 地声状態を守った状態でより効率化させる(適度なリラックスを与える)

STEP 1をきちんと修了している状態でSTEP2に入るのが重要です。

同時に2つのことをしようとしない方が早く上達します

多くの人が地声状態を教えるとビックリして
「え!?こんなに力を入れていていいんですか?」と言います。

実際、過度に力を入れてしまっている事が多いのですが、まず多少は苦しくても地声状態を守って練習するようにアドバイスします
(ただし、慣れない場合、疲労しやすいため練習時間は短時間にする事をおすすめします。)

力を加えて(地声状態を作って)、適度にリラックスしてと言うのは、コントロールする事が真逆すぎて、あまりにも難易度が高いからです。

なのでまずは、

STEP1 地声状態をしっかり出せるようにする
これをしっかり守って、喉に地声発声が定着した時点で、

STEP 2 地声状態を守った状態でより効率化させる(適度なリラックスを与える)
に入る事が結果的に近道になる事が多いです。

STEP 1の定着に1週間〜2週間かかる人なんてザラにいます。
なので期間を決めて、例えば「1週間はSTEP1を練習」、「その次の1週間でSTEP 2を練習する」と言うのが効果的な練習法でしょう。

このようにきちんとプランを守って練習する事が成功への近道です。
「発声が苦しいからこんなやり方間違っている!」
と決めつけてしまってはなかなか上達しません。

きちんとインストラクターと話し合って信頼関係を築きながらトレーニングを進める事が、きっとあなたのためになると思います。
練習。頑張って下さいね!

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この記事を書いた人

桜田ヒロキ
桜田ヒロキTwitter:@hiroki0059
セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター

アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。
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投稿者: 桜田ヒロキ