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オンラインレッスンの落とし穴?エクササイズに絶対注意したい事とは?

/ ミックスボイス

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こんにちは!VT Artist Development ボイストレーナーの田栗ななえです!

現在、日本全国各地にいるVTチームのボイストレーナー達はオンラインを中心にボイストレーニングのレッスンをご提供しています。
今日はそんな中で私が気付いたオンラインでのレッスン中に絶対に注意をしなくてはいけない事についてお話しをします。

まずは基礎知識として身に付けて置きたい言葉

ここではごくごく簡単に使う言葉を説明しておきます。

プルチェスト→地声を張り上げた状態で高音域を歌う事。「苦しい。うるさい」
音楽的な声ではない・・・・ベルティング発声法とは異なる

ライトチェスト→地声が出ない。声楽、合唱をやってきた女性に多い。
低音部で息漏れを伴う事が多い

フリップ→シンガーの意思とは別にひっくり返ってしまう。

・・・と、簡単に説明しましたが、
詳しくはしっかり説明している動画ありますので、参考に観てみて下さいね。

スピードと音程が命!エクササイズの効果を上げるためのポイント

あなたは自分の「声の傾向」が自分の歌うスピードや音程にも現れる事を知っていますか?
エクササイズをする時は、声の出し方だけではなく、音階練習の時のスピード(テンポ)と音程に注意して下さい。
特にオンランレッスンなどでアカペラでエクササイズをすると、より顕著に声の状態が見えてきます。

プルチェスト傾向(押し上げ、叫びタイプ)で起こりやすい事

エクササイズのスピードが「重りがついているかのように」遅くなりがちです。
プル傾向の場合、出した音の状態を次の音に引きずってしまう事が多いことが原因です。
つまり、「ド→ミ(上昇)」を歌った時にミの音を「ドの重さ」で歌ってしまう事が原因です。
その為、声帯が適切な状態よりも厚く、音もフラット気味になることがあります。
これが叫び上げの大きな原因になります。

エクササイズのスピードが遅くなることは、「適切でない状態にとどまる時間が長くなる」という事。
声の状態が重く遅くなる前に、次の音その次の音に移っていく必要があります。

■考えられるエクササイズの歌い方

スピードが遅くならないように、音階練習時に歌うテンポを一定に保ちます。
音程がフラットしていないか気をつけます。
フラットするようであれば、エクササイズのスピードをやや速めてみて下さい。
考えているほんの少しの時間が音の重さに繋がることがあるので、
時にはあまり深く考えずにエクササイズを進めることも大切です。

ライトチェスト/フリップ傾向(地声が弱い/ひっくり返りタイプ)で起こりやすい事

エクササイズのスピードが「上滑りしているかのようにツルツルと」速くなりがちです。
(プルチェスト状態と真逆の状態を考えると分かりやすいと思います)

全体的に適切な声帯の状態より薄かったり、低音から高音へ移る時に一気に声帯を薄くしてしまうので、音はシャープ気味(狙った音よりも高くなる)になることがあります。
エクササイズのスピードが速くなることは、その音の「必要な状態にとどまれず、はやく離しすぎてしまう」ということ。
声が逃げてしまわないように「その音にとどまる」ことが大切です。

■考えられるエクササイズの歌い方

スピードが速くならないように、速さを一定に保ちます。
音程がシャープしていないか気をつけます。
シャープするようであれば、エクササイズのスピードをやや遅くしてみて下さい。
自分の声をよく聴いて考えながらエクササイズを進めることが大切です。

最後にVTのレッスンを受講して下さっているあなたへ

あなたがどちらの声のタイプだとしても、エクササイズの目的を意識してしながら取り組む事で効果が上がります!
自分の声のタイプに照らし合わせて、エクササイズの参考にしてみて下さい♪

※VTトレーナーとレッスンをしているクライアントさんは、ボイストレーニン側は声の状態に応じてスピードなども調整してしながらエクササイズを進めています。
レッスンの録音を聴き直す時に、そこを意識しながら聴いてみると新たな発見があるかもしれません!

田栗ななえのレッスンの詳細はこちらからご覧いただけます。

この記事を書いた人

田栗ななえ
田栗ななえ
4歳よりピアノを始め、高校時代は吹奏楽部でアルトサックスを担当。
大学時代からファンク・ソウル系のバンドでボーカルを担当。ラウンジ・シンガーとしてプロ経験を積む。
そんな中、自身の「地声が出せない」「ソウルフルな声が欲しいのにか細い声になってしまう」と言った悩みを解消するため10年間で5名のボイストレーナーに出逢うが、発声の根本解決には至らず。
その後、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーも習うSpeech level singingと言う技術に興味を持ち、当時のSLSマスターインストラクター、Spencer Welch氏に出逢う。
自分の声の悩みの根治解決を初めて感じられた発声法に魅力を感じ、学び始める。
2012年、日本国内では8人目の米Speech level Singingインストラクター認定を受ける。
2018年、VTチームに合流し、過去のトレーナー経験を活かし活躍中。
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投稿者: nanaetaguri