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声を休める?いや、練習する!?

/ 声の健康法・アンチエイジング

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「声帯がダメージを受けた場合、どれくらいの期間、回復に必要でしょうか?」

分子生物学者の答えは全ての歌手にとって重要なものでした。
– Ingo Titze博士

こんにちは!VT Artist Development桜田ヒロキです!

今日は非常に多くのシンガーから受ける質問

【声を痛めたら休養期間はどれくらいが理想?】

にお答えしようと思います!
これシンガーでなくても思った事はあるんじゃないかな・・・?

治癒のために「動かす」重要性

一昔前までは「治癒」を促すためには
「動かさない事が1番!」と信じられてきました。
しかし今日では、必ずしもそれは正しくない事がわかってきました。

例えば、「腰や背中の手術をした。」
もしくは「出産時に帝王切開をした。」

いずれのケースも適度に動かす、
もしくは体を軽くストレッチをする事により治癒が早まる事がわかってきました。

これはこのまま声帯にも言える事だそうです。

回復までの時間

音声学者のIngo博士が興味深い質問を
何人ものプロの歌手にしてみたそうです。

「酷なパフォーマンスをした後、どれくらい休めたら良いですか?」

多くの歌手は、

「1日じゃ足りない。2日なら大丈夫。3日あれば完璧。4日間は多すぎ。」
と答えたそう。

Ingo博士は分子生物学者にこんな質問をしてみました。

「分子レベルで考えて、声帯がダメージから回復するのにどれくらい掛かりますか?」

その分子生物学者はこう答えたそうです。

「72時間ですね。」

この歌手達と分子生物学者は顔を合わせた事もないそうですが、
意味的には同じ回答をしたと言えます。

つまり多くの人達が思っている以上に
声帯の回復は早いと言えるのかもしれません。

どんなエクササイズが有効なの?

一般的にはヴォーカルフライと言うセラピーが効果的と言われています。
朝の眠そうな声だと楽々だせますね。

[おはよう]

朝は声帯が非常にリラックスした状態で、
と言うか弛んでいる事が多いためこんな声になるそうです。

では、エクササイズに使うとしたら?
こんな感じで声を出してみましょう。

「あ”あ”あ”あ”」

この出し方なら声帯に対してマッサージ効果もあるそうで、
治癒を促す代表的なエクササイズとされています。
ただし、このエクササイズのデメリット言うか盲点は、
「超低音での発声となるため声帯がストレッチされない」
と言う事です。

声帯がストレッチされないと言う事は高い音を使わない。
使わない出し方は、どんどん喉は忘れてしまうと言われています。
(これをIngo博士はUse it or lose it 「使うかなくすか」と表現していました。)

なので、これにプラスしてリップバブルを加えてあげると良いでしょう。

リップバブル

リップバブルはSemi-Ocluded Exercise
(半分、発音するエクササイズ)の一つとして、
お医者様達も進めるトレーニング方法になっています。

あくまでお医者様の支持に従って下さいね

とは言え、お医者様から無発声期間を指示される事もあります。
まずはお医者様の指示に従い、発声を許可されてから、
無理のない程度にスタートするようにしてみてくださいね!

桜田ヒロキのレッスンについてはこちらをご覧下さい

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この記事を書いた人

桜田ヒロキ
桜田ヒロキTwitter:@hiroki0059
セス・リッグス Speech Level Singing公認インストラクター(2008年1月〜2013年12月)
VocalizeU認定インストラクター

アメリカ、韓国など国内外を問わず活躍中のボイストレーナー。
アーティスト、俳優、プロアマ問わず年間2000レッスン以上を行うボイストレーナー。
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投稿者: 桜田ヒロキ