小久保よしあきの投稿一覧

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小久保よしあきの投稿一覧

  • フォルマント同調は母音の判別が難しい??!

    / ミックスボイス

    みなさんこんにちは、VT Artist Developmentボイストレーナー小久保よしあきです! 今回は、前回ご紹介したフォルマント同調について もう少し説明していこうと思います。 フォルマント同調とは、 発声時の基本周波数と、 フォルマントの1番目(F1)の周波数ピークを あわせることで起こる爆音でした。 ところで、フォルマントというのは、母音によって そのフォルマント周波数が変わることが知られています。 というかむしろ、 F1とF2の周波数の組み合わせが変わるから、 母音に聴こえるのです。 僕らは、「あいうえお」と言ったとき、 瞬時に移り変わるF1とF2を聴きとって 「あいうえお」という5母音を認識しているんですね。 あれ? ということは、フォルマント同調って、 本当に歌で成立するの?という疑問が湧きませんでしょうか。 だって 出している音程とF1が合致してしまう=母音のためのF1が奪われてしまい 「あいうえお」を識別できなくなるんじゃないか?と。 フォルマント同調は歌詞が聞き取りづらい??… 続きはこちら≫

  • 歌声フォルマントと別のボリュームの出し方!?”フォルマント同調”

    / ミックスボイス 声の健康法・アンチエイジング

    みなさんこんにちは、VT Artist Developmentボイストレーナー小久保よしあきです! 引き続き歌声&科学のご紹介です。 今回は歌声フォルマントとは別の、ボリュームを出す方法をご紹介したいと思います。 ソプラノ歌手が主に使う手法です。 まずは僕のデモをお聴きください(ソプラノではないですが笑) どうでしょうか、クラシックな音で むっちゃボリューム出てるの分かりますでしょうか? 一体何が起きているの? 周波数的にやっていることを説明すると、基音の周波数(実際に聴こえる音程)と、 フォルマントの1番目の周波数を、揃えるように発声しています。 基音とF1のピークが合致することで、 声帯振動周期と共鳴腔の持つ共振周波数が揃い、凄いボリュームになります。 この現象を フォルマント同調 といいます。クラシックのソプラノ歌手が当たり前のようにやっている手法です。 この手法は、基音とF1のピークの合致がどう頑張っても難しい音程だと、 使うことができません。従って、そのような音程でフォルマント同調を起こそうと… 続きはこちら≫

  • 男性だけが例外?!身長・声道・声帯の比率

    / ミックスボイス

    みなさんこんにちは、VT Artist Developmentのボイストレーナーであり勉強大好きなのに今年は思うようにできていない小久保よしあきです! ちょっとやることが多いもんで、、、 本当は時間作って一日中ずっと本読んでたいです。 学生が羨ましい!大学生に戻りたい(笑) さて、僕のブログ記事 「歌がうまくなるために全く価値のない科学的な情報シリーズ」 たいへん好評のようでありがとうございます。(笑) 前回まではシンガーズフォルマントのお話でした。 (※下にリンク貼っておくので、まだの方みてみてくださいね!) 今回はテーマ変えて、音声学の「たられば」について書いてみたいと思います。 みなさん「東京タラレバ娘」というドラマやってましたが、見ました?? 面白かったですね〜あれ。 あのドラマは全然関係ないですが、 音声学がそもそもこうだったら、、ああだったならば、、というお話です。 なおさら必要ない情報ですが 知識収集して妄想するのが趣味の方には面白い話かも知れません。 ざっくりと、音声学が産まれた… 続きはこちら≫

  • 3kHzが強調されると何故より力強く聴こえるの?【ヲタク向け】

    / ミックスボイス

    みなさんこんにちは、VT Artist Developmentのボイストレーナー小久保よしあきです! 前回の僕の記事では、歌声フォルマントについて取り上げました。 映像で観る歌声フォルマントはこれです↓ 主に3kHz付近に出現する強い音の成分が、歌声フォルマントの正体でした。 力むのではなく、声道内のある共鳴腔の条件を満たすことで強調される音色、 ということがおわかり頂けたかなと思います。 詳細は前回の僕の記事をご覧ください。 今回は、 3kHzが強調されるとなぜ大きく聴こえるのか、 その理由について考えてみようかなと思います。 前回以上にオタク向きです。 これを知ったところで発声が良くなるわけでもないので、 興味なければまじで読む必要ないです(笑)。 皆さんにとって一番大事なのは、知識ではないはずですから(じゃあ書くなよw) 聴覚音声学から考えてみる 3kHz強調の根拠について、聴覚音声学の観点からお話をしようと思います。 耳で聞き取ることに関する音声学です。 みなさん、外耳道というのはご存知でしょうか? 耳の穴… 続きはこちら≫

  • 歌声フォルマント(Singer’s Formant)について

    / ミックスボイス

    みなさんこんにちは、VT Artist Developmentのボイストレーナー小久保よしあきです! この歳になってようやく勉強が楽しいと思えるようになり(笑)、明らかに学生の頃より勉強しています。 時間も能力も足りなくて困っています!誰か脳みそ交換してください! さて今回は、歌声フォルマント (英語ではSinger's Formant。もしくはCluster Formantと呼ばれています) というものについて書こうかと思います。 歌声フォルマントって何? すっごい歌の上手いシンガーって、 「ボリュームがあって響きのある鳴るような歌声を、楽に出しているなあ」と思いませんか? このような歌声のシンガーは、歌声フォルマントという特定の周波数帯域を強調して歌っています。 この周波数帯域は2500〜3500Hz付近のようです。 歌声フォルマントを聴いてみる 実際に歌声フォルマントの出ている発声を聴いてみましょう。 すごいボリューム出てそうですね。 この動画では、 1 何もしていない状態 2 2500〜3500Hz… 続きはこちら≫

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